それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

若干リリーさんが黒笑化しだしたところで、ザンが合流(?)してきた。



「おめでとうございます、フィーさん。あっ、あと兄さんも。」



私には満面の笑みで言ってくれたけど、ゲキにはジト目だった。



「俺はおまけかよ!?」



「そうよ、おまけでもいいでしょうゲキは。

私個人としても、戦闘狂はあまり好みませんし。」



なるほど、この家は父は兄、母は弟という感じで育てられたせいか、ゲキという名の銃バカ(戦闘狂)とザンという名の(ある種の)天才が生まれてしまったわけだ。



「ところで、なんでザンも一緒に?」



「いや、僕もファレリア様に呼ばれたんですよ。一週間ほど前に。」



ザンを除く三人は内容を知っていたようだけど、私とザンは何も聞かされていないようだった。