それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

席に着くと、教壇にはファレリア様がいて、正式な公務でないと着ないような王女としての正装をしていた。



「四年間の学園生活は幕を閉じます。

これから先、子供だからということは通用しません。しかし、このSSという環境は、己を強くしてくれたことでしょう。ヴィーナスが誇る精鋭としてこれからも惜しむことなく努力してください。

そして、この学園に入学を許してくださった保護者の皆様。管理者として、王女として、感謝申し上げます。」



ファレリア様は今年、私の保護者として卒業式に出たいと言っていたものの、職務を放棄するなと言う内容の書かれた国王様の書面より、こうした形で参加したそうだ。



それからは写真撮影という名の今後の人及作り。



ファレリア様が人気なのは勿論、私やゲキも大変だった。






そして、私たちの学園生活最後のチャイムが



キーンコーンカーンコーン






鳴り響いた。



キーンコーンカーンコーン