「まさか…そんなはずは…。」
フィーネが本の裏表紙に向かって精霊級の解除術式をかけた。
するとそこには、さっきまではなかった古代文字が現れた。
「ワレ、ヴィーナスノヒメ、カタリツガレリデアロウ。ナヲスフィアトイウ。
(我、ヴィーナスの姫、語り継がれるであろう。名をスフィアと言う。)」
ファレリアもここまでは読めた。
古代術式の記載の最初はどれも統一されていたからだ。
「この先は私には読めません。」
駄弁っていた3人にも不可能だった。
「コレニノコスノハケッカイセイレイシキダ。
(これに残すのは、結界精霊式だ)」
フィーネが本の裏表紙に向かって精霊級の解除術式をかけた。
するとそこには、さっきまではなかった古代文字が現れた。
「ワレ、ヴィーナスノヒメ、カタリツガレリデアロウ。ナヲスフィアトイウ。
(我、ヴィーナスの姫、語り継がれるであろう。名をスフィアと言う。)」
ファレリアもここまでは読めた。
古代術式の記載の最初はどれも統一されていたからだ。
「この先は私には読めません。」
駄弁っていた3人にも不可能だった。
「コレニノコスノハケッカイセイレイシキダ。
(これに残すのは、結界精霊式だ)」

