それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

これでまた会場はざわついた。



近年では見ることのなかった生徒会八人体制。



これはゲキと一緒に考えて、勿論私もちゃんと考えてこうすることにした。



ウェイド君には前もって言っておいたから平然を装ってもらえているけど、アリアちゃんにはマナちゃんからの



「言うとアーちゃんはきっと断っちゃいます」



という助言から何も言ってなかったせいか目を見開いていた。



「これで、私の話は終わらせていただきます。」



私は会場やアリアちゃんを内心では気にしながらも気にしていないふりをしてマイクから離れた。私が席についたことを確認して



「連絡のある先生方はいらっしゃいますか?

……それでは、生徒の皆さんも退場をしてください。

尚、在校生の次期生徒会メンバーは残るようお願いします。」



ザンは司会を続行した。



退場するときには、自分が選ばれなかったことへの苛立ちを隠しきれていない声が多く聞こえたけど、それを直接言う度胸もないような人の言うことを気にしてはいけないと、選抜試験の後学校でファレリア様に言われた。