「いい、今これ読みたい。」
ゲキの声にもNOを突きつけた。
「そっか…。」
ゲキを無視して本を読み出した。
「その本、フィルが好きだった本ですね。」
ファレリアが後ろから顔をのぞかせた
「そうなんですか?」
「二人の姫が戦い、争う。
けれど最後は国のために力を合わせた。
今、王宮にいない妹はその本を何度も、覚えるほどに読んでいたのですよ。
お母様、ファライア王妃に意味を教えて貰いながら。」
それを聞いた瞬間、フィーネが気付いた。
「この本の後ろ、古代術式が組み込んでありますね。」
ゲキの声にもNOを突きつけた。
「そっか…。」
ゲキを無視して本を読み出した。
「その本、フィルが好きだった本ですね。」
ファレリアが後ろから顔をのぞかせた
「そうなんですか?」
「二人の姫が戦い、争う。
けれど最後は国のために力を合わせた。
今、王宮にいない妹はその本を何度も、覚えるほどに読んでいたのですよ。
お母様、ファライア王妃に意味を教えて貰いながら。」
それを聞いた瞬間、フィーネが気付いた。
「この本の後ろ、古代術式が組み込んでありますね。」

