それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「今回残ったものは精霊量8万5000を超えたものたちだ。

よって、無条件で選択面接となる。

面接は一般のものと同時刻に行われるため、それまでは自由行動とする。


ファレリア様、ありがとうございました。」



ルドガー聖騎士長が言っている隣でなんてことない顔をして立っている王女(ファレリア)の呼吸が少しだけ乱れていることにフィーネだけが気がついた。



「それでは頑張ってください。

未来の国軍士たちよ。」



そう言って瞬間移動で消えてしまったがフィーネは不安だった。



そして12人以外は3次試験まであるそうで、ゾロゾロと会場を後にした。



隣にいたゲキも射撃場へ行くと言って別行動になった為、



「上級術式、残留思念読解。」



瞬間移動先を調べると案外近場にいたファレリアの元へ瞬間移動先をした。