そして出口に一番近い椅子に座って口を開いた。
「ひとつ言っておこう。ファレリア様も国王陛下も、暇ではない。
だからというわけではないが、無駄なことはしない方々だ。」
やはりその話か…
「そんなことはわかっています。ですが、」
そこまで言ってフィーネは口を止めた。
「フィーちゃん?」
その瞬間、何かがプツリと切れた。
「過去を知らなくても、今の私は幸せだし、むしろ昔を知って今を失いたくない。」
その頰には水が伝っていた。
「フィーちゃん…。」
その瞬間、カイラの連絡術具に連絡が入った。
「ひとつ言っておこう。ファレリア様も国王陛下も、暇ではない。
だからというわけではないが、無駄なことはしない方々だ。」
やはりその話か…
「そんなことはわかっています。ですが、」
そこまで言ってフィーネは口を止めた。
「フィーちゃん?」
その瞬間、何かがプツリと切れた。
「過去を知らなくても、今の私は幸せだし、むしろ昔を知って今を失いたくない。」
その頰には水が伝っていた。
「フィーちゃん…。」
その瞬間、カイラの連絡術具に連絡が入った。

