それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

言われた言葉の重みが、ずっしりとフィーネにのしかかった。



「別に、一人で考えろとは言わないけれど、ちゃんと自分の意思で決めて頂戴。」



「わかりました。」



今はそういうしかなかった。



「用事はそれだけです。

さあ、授業に向かってください。」



言われるがまま理事長室を後にした。



閉まる扉の隙間から振り返ってみるとファレリア様はまた、椅子を扉と反対側に向けて窓の外を眺めていた。



「失礼しました。」



一礼して扉が閉まった。



カチリと言う音の直後、



キーンコーンカーンカーン