それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

確かにそうだったけれど、それは王女様自らが優しくしてくれたのだから、この人なら何か私の過去を知っている人だと思ってのことだ。



つまり、



「最終段階は、私の過去を知るため。…です。」



危うく敬語を忘れたが、ファレリアは気にしていなかった。



「まあお父様もその、〈あなたの過去〉に関わる重要な人物なんですよ。」



そう言われたら会わなければと思う…が、



精戦祭りも4連覇して約束も果たせるであろう〈今の自分に満足してしまった自分〉



もいるわけで…。



「すみませんが、時間を頂けますか?」



考える時間が欲しかった。



「ええ。構わないけれど、面会予定日は来週の土曜14時丁度、誤差は20分まで。

行くか行かないかはあなた自身で決断しなさい。」