それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

ザン同様、意識を失ってしまった。その瞬間



「水神様すごい…ですね……。」



『ざっとこんなもんじゃの。』



入れ替わっていた。



そしてフィールドは元の会場に戻っていた。



「優勝は4年SS、フィーネ・アルマイラ。」



気づけば歓声に包まれていた。



「ザン!マナちゃん!!」



叫んで駆け寄ろうとすると水神様が言った。



『安心せい。あの二人は今後異能力者として機能しなくなるわけではない。

あれだけの攻撃を受けたが、後遺症は一切なく今までとなんら変わらない能力者でいられる。もしくはそれ以上か。』



マナちゃんとザンの異能力者としての未来を奪うことにならなくてよかった。けど私は一つの疑問ができた。



「最初からこうすればよかったのでは?」



そうすればあんなギリギリのような状況にならずに勝てただろう。けど、実力じゃない気もして罪悪感があったりもする。