それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

武器で受け止めて体勢が崩れた。今ならやれる!と思った瞬間に、真横から突風が吹いてその勢いを借りて側宙して襲ってくるザンが現れた。



「やるじゃんザン!けど、それにはちゃんと対策方があるんだよ。」



風に違和感を感じたら人が自然な波のどこかにいると言うこと。だから、その根元を探れば一発でおおよそのスピードと場所がわかる!



「やっぱり一筋縄では行きませんね、フィーさん!!」



その瞬間、マナちゃんの声が聞こえた。



「神々を超越し、降り注ぐ裁きの鉄槌。審判の刻(とき)は来たれり。

精霊級術式、死神の審判(ジャッジメント・リーパー)」



彼女は、後輩の女子の中で誰よりも強いことは明白だった。さすがあのラックさんの妹なだけある。けど、私だって最高学年。意地もプライドも目標もある。だから、こんなところで立ち止まれない!



『くるぞ!備えよフィー!!』



「わかってますって!!



精霊級結界術式、 水神の加護(キラエル・プロテクション)」



基本的になんでも防げると言われるこの術式を張った。



ザンも危険を感じたのか、ゲキのコピーの氷の城(アイスキャッスル)を作った。おそらく自爆機能は無しだろうけど