それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

『そんなことはまあよい。それよりあの娘の杖には気をつけろ。神殺しの一族の武器が残っているとは思わなんだ。』



つまりあの武器はファライア様の考案した武器ではなく、各家に伝わる類の武器。



「それより属性は?相性勝負で行きます。」



『属性など存在せんぞ。強いていうなら、ぬしのつけておる通信術具のように人によってその属性を変えると言ったところじゃな。』



マナちゃんの主属性がわからない以上、あの武器の属性もわからない。少なくとも無詠唱特殊異能力者なことは確かだろうけど…



『それより、どうして私に味方を?』



『このようなところで負けられては我の水神としての地位も揺らぐと言うものじゃ。まあそうでなくても目標があるのだろう。あやつの願いが叶えてやれなかった分もぬしで叶えてやりたい。』



やっぱり、水神様は根はいい人らしい。って、考えていても埒があかない。一旦やってみようか、正面突破!!



「じゃあ、遠慮なく行きますか!!」



真っ先に私が狙いにかかったのはウェイドくん。ザンはお互いが大体の手の内を知ってるから、できれば避けたい。



「わっ、やっぱり3連覇している先輩は伊達じゃないですね!フレアが怖がる理由もわかります!!」