それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「精霊術式、氷炎刀(ひょうえんとう)!」



「最上級術式、炎の三又の槍(ファイア・トライデント)」



「精霊級術式、風刃雷刀(ふうじんらいとう)」



「精霊級術式、神殺しの杖(ゴッドキラー・スティック)」



神…殺し…?



まさか、水神(すいしん)や火神(かしん)と言った類の聖霊さえも殺せるっていうの…?



去年と同じように草原。風は少し吹いている。4人誰も動かない。いや、探り合っていて動けない。



「どうやっていこうか、今年のバトルロイヤル。」



とりあえず、少しでも時間を稼ぐ。今回のフィールドも去年とほとんど変わらない。ファレリア様の結界術式だから思いっきりやって大丈夫ってこと。



「そうですね。バトルロイヤル出場経験者は僕らを含めて二人。

意外なアイディアをくれるかもしれないと言うことで、最年少の意見も参考にしてみましょうか?マナちゃん、どうする?」



ザンも考えていることは同じなのか、同調してきた。