それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「3年生トップ、ウェイド・ギール。

一年では本戦にも上がれなかったけど、努力を重ねて、2年生まで負けなしだったフレアを倒した火と光の無詠唱特殊異能力者。

今回のダークホースですね。」



「2年生トップ、ザン・アレクシア。

風、雷、真似(コピー)の三種類に加えて、フィーネの剣術と互角の双剣術を持っている。

去年俺負けたんだよなぁ。」



「い、一年生トップ、マナ・マック・クラン。

どんな属性を扱うのか、戦闘の少なさ故謎の多い一年生。

今年一番のイレギュラー的存在ですね。」



観客席は歓声と熱気の渦だった。



「尚、去年もそうだったのですが、バトルロイヤルは精霊術式まで使用を許可するものとします。

これは特殊ルールーではなく、正式なルールーとして今年から採用されました。

但し、時間制限はなしです。」



そして今、バトルロイヤルが始まった。



「それではみなさん、頑張ってください。

用意、始め。」