それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「私は、一年だからって負ける気はありませんよ!遠慮なくぶつかります!」



マナちゃんはすごくやる気満々だった。



「今年は去年以上に厳しい戦いになりそうですよね…

マナちゃんは何してくるかわからないイレギュラーすぎるし、

ウェイド先輩は光を使えるし…

そんなこと言ったらフィーさんが一番エグいですけど…。」



ザンは色々とブツブツ言いながら作戦を立てようとしているらしい。



「フィーちゃん、本当に大丈夫?フレアが倒れたばかりだ。心配にだってなるよ。」



おそらく、ファレリア様の言っていた病気のことと、私の中にいると言う水神のことだろうけど、きっと大丈夫。



「私は、今負けるわけにはいかないから。」



約束だってあるんだし。



「無理はしないで、フィーちゃん。」



頭の上にふわりと二回手を乗せて、私の背中を押した。



「僕に勝ってバトルロイヤルに出るんだから。

負けたら許さないからね、ザン。」



ザンの背中はナルが押した。



「お、女の子だからって、怯んじゃダメですよ。

男の子よりも強い力、秘めているはずなのです!」



口が元気でも、やっぱり不安そうなマナちゃんは、シオン先輩が手を握った。



「「「行ってきます。」」」



ウェルティフル学園に、新たな歴史(1ページ)が刻まれる!