それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「事実だがまあ、この武器と、無詠唱の炎球(えんきゅう)があれば、なんとかなるってもんだぜ!」



短剣を的確に炎の球をぶつけたり、炎の三又の槍(ファイア・トライデント)で振り払ったりしていた。



「僕だって、今ここで負けるわけにはいかないんだ!!

これからも続いていく永い物語の中で、交わしたある一つの約束を叶えるために、諦めたくない目標のために、今日この日この時に、絶対の勝利をもたらさん!」



思いや願いは、口にして初めて形になる。僕ら異能力者のの術式がまさにそうだ。



同じ術式でも詠唱文によって威力や耐久性が変わってくる。そしてこれは成功も失敗も



約50%(フィフティーフィフティー)。



けど、やらずに負けたらきっと後悔するのは僕だから



「上級術式、水の短剣+凍結+増殖(ダーカー・オブ・ウォーター・プラスとうけつ・プラスインクリース)」



一か八かでも、その可能性にかける!!



「おいおい…これはやばいとかいうレベルじゃないっしょ……。」



僕は、僕自身の限界を超える!


「全弾発射ぁぁぁぁあああ!!」



──刹那