それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

僕は残った力で立ち上がりながらウェイドに聞いた。



「理由は二つ。まずこの武器な。

こいつ他属性なんだわ。」



…はぁ!?



「そんなわけないでしょう!

だってこの学年に特殊異能力者はいないし無詠唱可能者もいないはず!」



「そう。

この学年には特殊異能力者はいなかった。

けど、無詠唱っていうとこは違う。

今の俺なら、上級術式までならそれが可能だ。」



するとウェイドの横に空間ができて、火の玉が飛んできた。



「へえ、やるようになりましたねウェイド。」



「昔からできたけどな。

入学当初は下級もできたら奇跡レベルで、実用には向かなかったからな。そんなんじゃ無詠唱可能者とは言っちゃダメだろ?普通。

それに、俺の成長はそれだけじゃない。

突然変異ってやつ?カイラ先輩の風属性みたいに、俺は一つ増えたんだ。

何か知ってるか?」



そんなの、今なら言われなくても気付きますよ。



「ウェイドはいつだって、僕と真逆ですよ。だから、















火と光。」



「ああ。間違ってないよ。

っていうか、光も元々使えたんだけどな。

正味意味なくね?眩しくするだけだし。

けど、お前と戦うには超便利ってわけよ。」



なるほど…僕の闇には光が勝った。けど、