それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

私の…中にいた?



『水神の聖域、解除。』



「あの、この結界術式って本来精霊級結界術式ですよね?どうして最上級で発動ができたのですか?」



以前から知ってたわけじゃないけど、水神っていうくらいだし、結界内とはいえ水精を使わせないというのは神業にも等しい。



『何を言っておる?水神の聖域(これ)は、水精を使わせないための結界ではないぞ。』



・・・



「えっ?」



『じゃから、水神の聖域(このじゅつしき)は、万が一主の体に傷がついても大丈夫なようにしたバリアのようなものじゃ。

我にとっては特別な人間の体。』



喋り方は偉そうだけど、いい人…いい神?のようだった。



「じゃあなんで、さっきゲキは氷双銃をだせなかったのですか?」



『水神の聖域と同時に無詠唱で奴の周囲の水精を皆圧縮した。』