それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

『初めまして。というのだったな、人の間では。我が名はコネスト。水精を束ねる水神じゃ。』



どんな幻聴が聞こえるかと思ったら水神だなんてまたまた…



「水神様!?」



これまでヴィーナス王国が繁栄し続けているのは水精のおかげと言われている。水神ともなるとそのトップということ。



「いや、それより決勝戦は!?」



水神という光の声に半信半疑の私は、一応耳を傾けた。



『案ずるな。一応、貴様の体で我がやっておる。』



自分の体と精神が切り離されているのだろうか。自分じゃない自分が、ゲキと戦ってる?



「水神様…私に何用でしょうか?」



けどそれ以上に、なぜ私と話しているかの方が謎だった。どうして、私が選ばれたのか…。



『どうやら主(ぬし)は勘違いをされておるようじゃ。我は、ずっと主の中にいたというのに。』