それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

sideフィーネ



私、今日は本当におかしい。



ところどころ記憶が抜け落ちてるし、気がつけばもう決勝戦だし。



「これより決勝戦を行います。

Aリーグ代表、フィーネ・アルマイラ。Bリーグ代表、ゲキ・アレクシア。」



『水神の力を受け継ぐものよ。今一度、我にその体を与えたまえ。』



「始め。」



頭に響くように聞こえた声。



「最上級結界術式、水神の聖域(クレイア・サンクチュアリ)」



体の自由が…きかない!?



──刹那



私は草原に立っていた。



「何が起きているの。」



目の前には水色の光が一つ。