「どうしたの、フィーちゃん。」



「ゲキ、後で一緒に王宮の星灯の門に来て。」



尋常じゃないほど緊張しているフィーネが心配になった。



すると会場の拍手が消えた。



「在校生の皆さん並びに保護者の皆様方、各教室にご移動ください。」



一斉に皆総会場を後にした。



勿論二人はフィーネの



「瞬間移動」



ということだ。



教室には一番乗りだったが、その後ちゃんと皆揃った。