それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

わざわざ今日を選んで教えたということは、



「それは───」



予想が…的中した……。



「大丈夫。これまでやってきたこと、3年間総合優勝をしてきたあなたなら。

それに、学生同士とはいえヴィーナス王国第一王女である私と2回やって2回とも勝っているのです。

おそらく、国の中で私に勝てるのはあなたくらいですよ。

どうですか?これほどまでに自信につながるものはないでしょう?」



優しい口調のその言葉は、竦みそうになったフィーネの背中を押すには充分だった。