それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「そこまではお答え致しかねます。」



そしてわかるのは、目の前の二人は、二人であって二人ではない何者かだった。



雰囲気もさることながら、ファレリアとフィーネの立場が逆転していた。



「まあよい。時が来れば成るように成る。」



そう言って再びフィーネは倒れた。



そしてファレリアもスーッと元に戻った…というのが正しいのだろう。



そして



「あれっ…もう出番回って来た?」



さっきまでの記憶がないのかフィーネの精神は寝起きだった。



「いいえ、まだだけれど、生徒会長挨拶の仕事があるわよ。」



同様にファレリアも記憶がないのか、倒れたフィーネの頭を撫でながらそう言った。