それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「こんな時に何か変なこと言ったんですね…全くお兄ちゃんったら…。」



マナは怒っているが、フィーネを見れば明らかにに異常だった。



顔はいつもより白く、冷や汗が頰を伝っていた。



「フィー様、この後の精戦祭り、大丈夫?」



アリアは不安そうに背中をさすっていた。



「大丈夫大丈夫。ありがとうアリアちゃん。」



口ではそう言っていても、体は正直なようで、その場で倒れてしまった。



「フィーちゃん!?フィーちゃん!!」


「先輩!!」


「フィー様?」


「あれっ…ごめん、私の番まで、寝かせて…。」



有無を言わせずに寝てしまったが、ゲキは棄権してほしい思いでいっぱいだった。



「とりあえず、アリアちゃんはファレリア様を呼んで来てくれる?開会式前だから管理者室にいるはずだから。

マナちゃんはフレアとザンに報告だけしてきて。多分大会本部にいる。」



「「はい」」



二人は生徒会室を出て行った。



「フィーちゃん…」