それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「会長不在なので、代理で俺がやりますね。」



ファレリアを横目で確認すると、ゲキとすれ違うかたちでファレリアはフィーネの元へ歩いた。



「マナ・マック・クラン、貴女をウェルティフル学園生徒会の一員として歓迎します。」



握手する二人を、それぞれが、様々な思いが交差しながら見ていた。



「では、今日は解散にしてください。

フィーは私が会宮殿へ送り届けます。」



ファレリアは、フィーネを軽々お姫様抱っこしてきた階段を登って正面から出て行った。



「私、アーちゃんが待ってるので、これで失礼しますね。また明日。」



マナもそのあとを追うように出て行った。



「この一年、肩の荷は降りそうにないな。」



誰かがこう、ポツリと呟いた。