それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

この学園の卒業生で、管理者でもあり、この国の王女ファレリアだった。



「「「「おはようございます!!」」」」



まだ午前中の為、皆揃って口にした。



「挨拶は、大事ですね。

さて、本題に移りましょうか。

彼女のその症状の原因は、病気のようなものです。」



総会場の階段を一段一段、高すぎない靴のヒールを鳴らして降りてきた。



「病気?」



ゲキは不安そうに腕の中のフィーネを見つめると、落ち着いて聞いてくださいねと前置きをして話し始めた。



「稀にあるのです。

最低でも7種類以上使用可能の無詠唱可能な特殊異能力者の中で、徐々に精霊量が減っていくことが。

発病する確率は、使える種類が増えれば増えるほど上がっていきます。

しかし、7種類持ちかそれ以上なんて者はなかなかいないので、その病気になる者もまた、希少なのです。」



「フィーちゃんは、7種類…。」