それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「大丈夫だよフィーちゃん。

だって、ファレリア様の側近なんだから、きっと学園でお目にかかれるだろうし。」



ゲキの言うことも一理あった。



「そうだよね。でもシオンさんは…。」



「それなら、学園の備品等の仕入れで顔を見られるそうですよ。



何せこの学園の術具や生活用品等のほとんどは、方舟に頼っていますからね。」



フレアはなんてことない顔をしているが、少しだけ寂しそうだった。



「うちに依頼があれば、いつでも来るからね!!」



シオンはフレアの頭を撫でた。



「最後っていうのに皆さん相変わらずですね。」



ザンは少し笑っていたが、ナルは状況が理解できていなかった。