それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「失礼します。」



きちんとノックはして入った。



すると正面の質のいい椅子にはファレリアが座っており、他の椅子には計5人が座っていて、残っていたのは二人のための席だった。



「やっと来たか。俺らより遅いなんて何してんだよ後輩達。」



「そうは言っても私たちだってさっき来たばかりだよ。」



「多分囲まれてたんですよね。

僕のクラスも担任の話が終わると風のように出て行ってましたから。」



「僕のクラスもそうでしたよ。

察しはついたけど、同じ学年から二人も出ていちゃ指名がない限り無理無理。」



卒業生のカイラ、シオン、フレア、ザンだった。
そしてもう一人は。



「僕はねぇ〜、至る所で因縁をつけられてここ最近大変だったんだよ。」



来年から新生徒会メンバーになるザンの友人だった。