「いいじゃない。3人目の庶務でもいいのよ。」



庶務はその年によって違っていたが、ここ10年を平均的に見ると2人多い時で4人だったが、フィーネは二人だけを指名していた。



「ですから…。」



断ろうとすると、総会場から戻ってきたクラスメイトが入って来て、その女子生徒を冷ややかな目で見ていた。



「何よ!!あなた達だってこうやっていたじゃない!!」



怒鳴り散らすと、担任のお爺ちゃん教師が入って来た。



「賑やかなことはいいけれど、管理者様の機嫌を損ねさせるでないぞ。」



ゆっくりとした足取りで教壇に着くと各自席に座った。



「これから春休みに入るわけだが、来年は最高学年となります…。」



「そういえば、私やゲキに生徒会に入れてくれくれしてた人たちって、ファレリア様からどんな制裁を受けたの?」