「フィーネ・アルマイラです。」



すると後ろの薔薇が消えフツーにフィーネの後ろにいるルドガーに聞いた。



「この子どこ所属希望?」



「さぁ?今決めに来たんじゃねぇの?」



本人もイマイチわかっていない進路を他人がわかるはずもない。



「んじゃあ、気が向いたらでいいからうちに来て。

人手は足りてるけど、あなたのような人がいれば大助かりだから。」



肩にポンポンと手をやるだけでそう言って部屋に消えていった。



「どうした?次行くぞ!!」



フィーネは思った。