それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「あいつとは、誰のことですか?ルーちゃん。」



家の入り口から透き通った女性の声が聞こえた。



「ただいま戻りました。母上。」



お辞儀をしたゲキに続いてフィーネもその場で一礼した。



「ゲキとルーちゃんの言っていた子ってこんな可愛い子だったの〜。

いっそ娘にしたいわ〜。」



するとフィネは『母上』さんにハグされた。



「えっと…その…」



「だからあわせたくなかったんですよ。
フィーちゃん困ってるから離れてください、母上。」



ゲキは少し呆れ気味に言った。



すると渋々離れて咳払いをして言った。