それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「3年生優勝、フィーネ・アルマイラ、準優勝、ゲキ・アレクシア、3位、フィン・バレッタ

続いて4年生優勝、カイラ・アオレル、準優勝、シオン・カフィス、3位、リク・アスカ。」




ここのランキングは去年とさほど変わっていない。



強いていうなら、今年はあたりがよく決勝でカイラと当たったシオンが2位に名を刻んだことくらいだ。



「総合優勝、ザン・アレクシア。フィーネ・アルマイラ。」



会場からも、生徒からも、惜しみない拍手が贈られた。



「今年結果が残せなかった皆さんも、来年に向け精進してください。

これで表彰、閉会式を終わります。

みなさん、お疲れ様でした。」



会場を後にする生徒、席を立つ観客、大会の余韻に浸る者…



「お疲れ様、フィーちゃん。」



フィーネの隣まで歩いて来たゲキが話かけた。



「ゲキ?」



「生徒会室行こっか。話はそこで。」



そう言われてフィーネは瞬間移動をしたのだった。