それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「私、待ってたんですが?」



苛立ちを見せたフィーネのブラックスマイルは、ファレリアのそれに匹敵するぐらい怖かった。



「私の相手はザンだね?

じゃあ遠慮なくやるってことで。」



その瞬間、カイラは風の力で自分をソッコーで退場させた。



「命はまだ惜しいんでね。」



「自分だけ逃げるなんて!!」



ザンは子犬のようになっていた。



「じゃあ始めようか。古代術s」



「そこまで!!」



ファレリアが止めに入った。



フィールドは元のメイン会場に戻され、中央にフィーネとザンが残されていた。



「時間が来たため、引き分けとします!」



確かに砂時計が落ちきっていた。