それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

「バトルロイヤルと言うよりは、一年生対四年生、二年生対三年生になっちゃったわね。

二人はどっちが勝つと思いますか?」



司会席では楽しそうに司会をする3人がいた。



「私は、フィーちゃんとカイラくんだと思いますよ。

去年、ファレリア様にも勝利したフィーネちゃんは敵無しですし、三属性使えるカイラが相手では、経験の面で一年のザンくんは圧倒的に不利ですしね。」



シオンは的確に自分の知識内で分析をして言っていた。



「俺は、フィーちゃんとザンだと思ってます。

まあ、優勝はフィーちゃんでしょう。」



司会の二人は少し驚いて、ファレリアが聞いた。



「それはどうして?」



躊躇うことなくわかりきった顔で答えた。



「まず、去年ファレリア様にも勝ったフィーちゃんが負けるとは思えない。

そして忘れちゃいけないのが、父親は騎士長で、俺の弟でもある特殊異能力者のザンです。」



会場はざわついた。



確かによく考えればそうだったと。