「そういえばシオンとゲキさんに、補助司会を頼みたいのですがいいですか?」



「私でよければ!!」



「いいですけど俺多分つまんないことしか言いませんよ。」



学年2位の二人は後先考えてやるという返事をした。



「っていうことだから、これカンペ。」



3枚くらいがとじられた紙を二人に渡した。



「ファレリア様…もしかして…。」



「はい。選手紹介とルール説明以外は全部アドリブです。」



ゲキは再びご飯を食べ始めたがある一人に目がいった。



「どうしたフレア。体調悪いか?」



食べるペースが明らかに遅かった。