「「「「「お久しぶりです」」」」」



「おはようございます。」



ファレリアだ。



「まあまあ、せっかくなので昼食にしましょう。」



そういうと、両手に持っていた弁当を置いた。



「これ、全員分じゃないですか!?」



シオンは驚いたが、なんてことない顔で答えた。



「7人分、王宮の調理師に作ってもらったので食べましょう。」



バトルロイヤルまでは30分ほどあり、昼食の時間となっている。



「でも戦う前に食べたらお腹が痛くなりませんか?」



ザンがきくが全然問題にはならなかった。



「その辺も考慮して作らせたので、安心して食べてください。」



と言われ、7人はフィーネの控え室で食べ始めた。