それでも歯車は回っていく1 〜ウェルティフル学園編〜

そして、氷を炎で切っていたため霧が発生、それを吹き飛ばすために術式を使った。



だが、フィーネはそれを狙っていた。



「最上級独自術式、無限・八短炎(むげん・はったんえん)」



先ほどまで使っていた炎刀が八本に分裂、短剣となってフィールド内を法則性なく、縦横無尽に飛び回っていた。



「マジかよ!!」



辻風のために気を緩めていたゲキは急いで氷双銃に精霊力を流し弾を創ろうとしているが、もう遅かった。



八短炎のうちの一つが氷双銃の片割れに刺さり



「もう使えねぇじゃねぇか!!」



銃の一本が消滅した。



「もう私の勝ちだね!!」



手ぶらで笑いかけていたフィーネに、もう一方の銃口を向けた。



「八本の短剣が縦横無尽に飛び交ってるってことは、フィーちゃんにも刺さる可能性は、ある!」



もう引き金なんて引いていない。



全て精霊力で連射していた。