最後にあなたの唇を






し、仕事…だよね?




たったそれだけの光景を目撃しただけで疑ってしまうなんて、私はなんて心の狭い人間なんだと思う。



けど、不安で仕方がないんだ。




相手がたまたま女性ってだけで、ただの仕事仲間かもしれないのに。


っていうか、絶対そうに決まってるのに。






だって、修斗の彼女は私なんだから。





大丈夫だよね、うん。



大丈夫大丈夫。







絶対絶対、大丈………





「─────…え?」









ドラマのように、手に持っていた買い物袋がボトンと音を立てて落ちた。