前世の記憶

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ダメだ。まだあの好青年の余韻が…



顔はみえなかったけど、声と香りが離れない。



落ち着いた声に、ほんのりと甘い香り



「お礼言いたかったなぁ」



さっと現れてすぐに去ってしまった彼は誰なんだろう…



「つむぎ!おはよーーう」



「あっ!菜穂!おはよう!」



遠くから幼なじみの菜穂が来る。
いつも通りかわいい


菜穂とは幼稚園から一緒の親友。
平凡な私とは対称的で、完璧な子。



可愛くて、運動もできて、勉強もできてしっかり者。

もちろんモテる。


「もうっ!つむぎ!何ボーッとしてんの」


「そ、それは…」



私は、その後さっきの彼の事を話した。