あたしの高校生活はバラ色だったはずなのに

そんなこと話しながら歩いていたら
すぐに家に着いてしまった。



「昴くんあたしんちここ!」

「お、まじ?!んじゃおやすみ!」

「うん、おやすみ!」



私は昴くんに手を振り家に入った。




まさか、昴くんが来た道を戻っているなんて考えもせずに...