静かに降り続く雪は、少しずつ地面の上の枯葉を覆い隠して行く。 小さな道標はいつの間にか途切れて、見えなくなってしまった。 どのくらい走り続けたのか、もう限界だと思ったその時、鬱蒼と繁った木々の隙間から、古ぼけた建物が現れた。 そしてその横には狭い道があった。 これはあのレストランの裏側なのか? やっと戻って来られたのか?… でも…、もしそうだったとしても… 場所だけ戻って来られたとしても、ここは異次元?… 瞬間移動だけではなく、時間軸もズレているのだとしたら?…