赤いマフラー

「中山さん頑張れーーーー!」

春馬が叫ぶ。

春馬には、
真由ちゃんしか見えてないな…。

「春馬。」

「なに?」

「春馬は、
真由ちゃんが好きなんでしょ?」

春馬が飲んでたお茶を吹きこぼした。

「え!!!?
い、いきなりなんだよ!」

「汚いなぁー笑
さっき見てて分かっちゃったっ笑」

「まじかよ…俺そんな顔出てた?」

照れた顔を
恥ずかしそうに隠してる。

可愛いな。
こんな顔に私がさせたかった…。

「真由ちゃんも多分
春馬が好きだと思うよ
良かったじゃんっ!
告っちゃったら!?笑」

思ってもない言葉が
スラスラ出てきた。

言いたくないのに…
冗談を言って笑ってないと
泣きそうだった。

「亜衣には、
なんでもお見通しかよー笑」

「そーだよ 笑
幼馴染だし親友だし?」

そう、ずっと見てきたから。
春馬しか見てなかった。

他の男子なんてどうでもよくて。

「そうだな笑」

ピーーーーッ
試合が終わった

「ほら!私顔洗ってくるから
じゃ、頑張んなよっ!笑笑」

引きつった笑顔で言った。

「亜衣!
お前は、俺の最高の親友だわ!笑笑」

「おーうっ!」