あぁ…。もう…。終わりにしようか…。

そろそろ我慢の限界だよ…。

私にだって限界はあるの。

もう、涙も出なくなったよ。

涼のこと本気で好きだったのになぁ…。

涼は告白OKしてくれたけど…元から好きじゃなかったんだろうな。

じゃあ、なんで私と付き合ってくれたのかな…。

まぁいいや。もう…別れるんだし。

私は涼にメールを打った。

「放課後、屋上に来て。5分だけ時間を貰える?話があるの。」

すぐに返事が来た。

「わかった。」

よし。勇気を出すんだ。

そうすれば…もうこんな思いをしなくて済むんだから。