臆病なダークグリーンをのぞき込んで、間近な距離から絡め取った。
「今夜、大人になってみる?」
ハッと見張られた目の奥に、あらがいがたい熱が燃えた。
きっと、絡め取られたのはわたしのほう。
「朝まで一緒にいさせてもらえるんですか?」
「きみはどうしたいの?」
熱いまなざしが、わたしを射抜く。
ギュッと強く抱きしめられた。
「離したくない」
クリスマスプレゼントを贈り合いましょう。
この上なく特別な。
今夜、大人になる、きみと一緒に。
きみの誕生日が終わるまで、あと3時間。
サンタクロースの時刻が来るころ、わたしは、きみの腕の中にいたい。



