CHEEKY X'MAS―愛しの生意気エイティーン―



「ぼくは……子どもすぎますか?

本気になってもらえないくらい……」


本気なのにな、わたし。

どうやったら心が噛み合うのかなって、正解かもしれない方法を、1つ知ってる。


やっぱり、今夜。


「自信がほしいの?」


彼の頬に触れて、こっちを向かせて、微笑んでみせる。

お願い、わたしがドキドキしてることには気付かないで。


わたしもこんな場面、経験したことないわよ。

年下の男の子が愛しくてたまらないなんて。

ここまで本気で恋をする日が来るなんて。


彼が切なげに目を伏せる。

1歩、彼に近寄る。

ブーツのヒールが、カツンと鳴る。

背伸びをして、触れるだけのキスをする。


白い吐息。

少し冷えた唇。

デザートのガトーショコラの甘苦い残り香。