Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

そして、エリは、あっちゃんの肩を、でかした!とばかりに何度もバシバシと叩いた。

「ちょっと~!アツシくん、あこの事、超~大切にしなさいよーっ!!」

「痛ぇ…エリちゃんには叶わねぇわ!

ハイ、大切にします…フハハッ!!」

あっちゃんは、照れ臭そうに笑って、エリにペコッっと頭を下げた。

「うん、うん!よし、よしっ!!」

エリは、偉そうに腰に手を当てて立っていた。

エリ、ありがとね?

エリは、いつもあこの事を自分の事の様に喜んでくれたり、泣いてくれたり…

エリも、ヒロトくんと幸せ貫いてね!!

エリ達に負けない様に、あこもあっちゃんと幸せになるんだ!!

少し4人で話した後、エリ達は帰って行った。

早速、ペアリングを買いに行くんだって♪


―気が付けば、外はもう、薄暗い夕方。

時間経つのって、こんなに早かったっけ?

帰らなきゃ…

「あこ、そろそろ帰んねぇとな?送ってやるよ!」

『…うん。』

帰らなきゃ…帰りたくないのに…帰らなきゃ。

どうして夜が来るの?
どうして、離れなきゃいけないの?

あこは、悲しい顔をしてうつ向いてしまった。

「ばぁ~か!!」

『へ?』

あっちゃんは、八重歯を出して笑うと、うつ向くあこの頭を軽くポンと叩いた。