Snow Drop~天国への手紙~(上)【実話】

『本当~!!
ねっ、あっちゃん?』

「お~よ!!マジ!!」

あっちゃんと目を合わせて、得意気にエリに向かってピースした。

「もうっ!!」

エリは“やられた!!”と、ちょっぴり困った様な表情をした。

でも、凄く嬉しそうに笑った。

ヒロトくんはと言うと、あことあっちゃんを交互に見ながら、ニヤニヤしている。

「あれっ!?
あれあれっ?あららぁ~?」

そして、あっちゃんの腰の辺りを指さしている。

繋がれたままの2人の手。
あことあっちゃんの繋がったままの手。

そうだったぁ!
手、繋いだまんまだった~!!

ニタつくヒロトくんに、冷たく接するあっちゃん。

「あぁ?何だよ、気持ち悪ィな、ヒロト!」

え!あっちゃん!?

まさか…手繋いだままって事、忘れてるの?

「うるせぇよっ!
何だよ、お前らもかぁ~?ヒャハハハ!!

そっか~、やっぱりアツシはあこちゃんの事…」

「うぉっ!!
ばっ!!…バカ!ちげぇよっ!!」

バッ…

あっちゃんは、繋いでいた手を一度だけ見た後、勢い良く振りほどいた。

何さ!
何も、そんな風に振りほどかなくったっていいじゃん!!

そんな風に露骨な態度をされると、かなり落ち込んでしまう。