あっちゃんが、あっちゃんの顔を覗き込むあこの目を手で塞ごうとした瞬間だった。
一発目の花火が上がった。
ざわざわと、騒がしい会場の空気が一変した。
急に静まり返って、ただ、花火の散りゆく音が夜空に木霊していた。
パチパチパチパチ…
『わぁ~!!あっちゃん、見てぇ~!!
超~やばい、綺麗!!』
「おー、ヤバイなー…」
あことあっちゃんは、夜空に咲き誇る無数の花びらの虜になってしまった。
眩しすぎるのに、目が離せない。
『あ…』
何発か花火が上がった時、ある事に気付いた。
しっかりと握られたあこの左手。
あことあっちゃんは、ずっと手を繋いだままだ。
あこは、背の高いあっちゃんを見上げた。
あこの視線に気付いたのか、あっちゃんもあこを見下ろした。
「お、どーした?腹減ったのか?」
『違いますっ!!!』
違うの、お腹なんて空いてない。
気付いちゃったの…
たった今ね、気付いたの。
あのね、あっちゃん。
あこはね、この手を離したくないんだよ?
あのね、あっちゃん?
ずっと手を繋いでて?
ずっと、このままでいたいの。
ずっとね…
だってね…
一発目の花火が上がった。
ざわざわと、騒がしい会場の空気が一変した。
急に静まり返って、ただ、花火の散りゆく音が夜空に木霊していた。
パチパチパチパチ…
『わぁ~!!あっちゃん、見てぇ~!!
超~やばい、綺麗!!』
「おー、ヤバイなー…」
あことあっちゃんは、夜空に咲き誇る無数の花びらの虜になってしまった。
眩しすぎるのに、目が離せない。
『あ…』
何発か花火が上がった時、ある事に気付いた。
しっかりと握られたあこの左手。
あことあっちゃんは、ずっと手を繋いだままだ。
あこは、背の高いあっちゃんを見上げた。
あこの視線に気付いたのか、あっちゃんもあこを見下ろした。
「お、どーした?腹減ったのか?」
『違いますっ!!!』
違うの、お腹なんて空いてない。
気付いちゃったの…
たった今ね、気付いたの。
あのね、あっちゃん。
あこはね、この手を離したくないんだよ?
あのね、あっちゃん?
ずっと手を繋いでて?
ずっと、このままでいたいの。
ずっとね…
だってね…



