『…じゃぁ、また明日ねっ?
送ってくれてありがとねっ☆』
大学からの帰り道もケンが一緒だった。
あこは玄関の手前で軽くケンに手を振った。
「あこ、待って!」
チュッ…
あこのおでこにケンの唇が軽く触れた。
ドキッ…
『あっ…』
あこは赤くなりながら、ケンの唇がふれた部分にそっと手を当てた。
「じやぁ、また明日なっ!」
ケンは真っ赤になりながら、あこに背を向けて走り出した。
ケンはきっと、分かってるんだ。
あこの中にはまだあっちゃんが沢山いること。
だから、おでこにしたんだね。
『ケン!待ってっ!!』
気が付いたらケンを呼びとめていた。
「なっ…何?どーした?」
振り向き、立ち止まったケンは不安そうな顔をした。
「…嫌だった?
ごめんな…あこが嫌ならもうしないよ!
あこがいいって言うまで何もしない。」
いいんだよ、ケン。
ケンは…あこに気使いすぎだよ。
もっと、強引に気持ちをぶつけてほしいよ。
…じゃないと、あこは気持ちが揺らいじゃうよ。
ケンなら、大丈夫だから。
送ってくれてありがとねっ☆』
大学からの帰り道もケンが一緒だった。
あこは玄関の手前で軽くケンに手を振った。
「あこ、待って!」
チュッ…
あこのおでこにケンの唇が軽く触れた。
ドキッ…
『あっ…』
あこは赤くなりながら、ケンの唇がふれた部分にそっと手を当てた。
「じやぁ、また明日なっ!」
ケンは真っ赤になりながら、あこに背を向けて走り出した。
ケンはきっと、分かってるんだ。
あこの中にはまだあっちゃんが沢山いること。
だから、おでこにしたんだね。
『ケン!待ってっ!!』
気が付いたらケンを呼びとめていた。
「なっ…何?どーした?」
振り向き、立ち止まったケンは不安そうな顔をした。
「…嫌だった?
ごめんな…あこが嫌ならもうしないよ!
あこがいいって言うまで何もしない。」
いいんだよ、ケン。
ケンは…あこに気使いすぎだよ。
もっと、強引に気持ちをぶつけてほしいよ。
…じゃないと、あこは気持ちが揺らいじゃうよ。
ケンなら、大丈夫だから。



