「よっしゃ!!
大学まで走るぞっ!」
ケンがあこの手を引いて走り出した。
『えっ…えぇー!!
あこ、ブーツだから走りずらいんだけどー!』
あこは露骨に嫌な顔をした。
「おっ…さっそくワガママだな?(笑)」
ケンは大学まで、ゆっくり歩いてくれた。
あこの歩幅に合わせる様に…
ゆっくりと…
寒いはずの12月。
あこの心はかすかにポカポカし始めていた。
エリはあことケンが一緒に教室に入ってくるのを見て、嬉しい中に寂しさを感じていた。
大学まで走るぞっ!」
ケンがあこの手を引いて走り出した。
『えっ…えぇー!!
あこ、ブーツだから走りずらいんだけどー!』
あこは露骨に嫌な顔をした。
「おっ…さっそくワガママだな?(笑)」
ケンは大学まで、ゆっくり歩いてくれた。
あこの歩幅に合わせる様に…
ゆっくりと…
寒いはずの12月。
あこの心はかすかにポカポカし始めていた。
エリはあことケンが一緒に教室に入ってくるのを見て、嬉しい中に寂しさを感じていた。



